今年の灰の水曜日は2月10日です

今年の「灰の水曜日」は2月10日です。この日から日曜日を除く40日間が、「レント」「四旬節」あるいは「受難節」と呼ばれる、主イエスが十字架に向かわれる道のりと、そのご苦難を思い起こす教会の暦、2月14日は受難節第一主日礼拝です。

苦難と言うと、直接的には主イエスが受けた鞭打ちと十字架刑を思い起こしますが、そこに向かわれる道のりは、神の国を宣べ伝えているのに受け入れてもらえない、弟子たちにさえ誤解されてしまう、そして最後はすべての人々に排斥されて見捨てられるという、わたしたちの世界に常に起こり得る『分かり合えない関係の難しさ』、それこそが主イエスが歩まれた苦難の道のりとも言えるのではないでしょうか。だからこそこの期間、世界中の争いが『分かり合えない・認め合えない』という苦しさから生まれることを、主イエスの道のりに尋ねながら、我が身を省みて、祈りを深めたいと願っています。

先週から、毎週火曜日と金曜日の早朝5時15~45分、教会の集会室で祈祷会を始めました。 ぜひ、おいでください。(牧師 藤岡 荘一)

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