ペンテコステ主日礼拝
5月15日(日)10時30分~ 礼拝堂にて
「ペンテコステとは何か」
キリスト教会においてイースター(復活祭)とクリスマス(降誕祭)に並ぶ記念日で、聖霊降臨祭とも呼ばれます。ペンテコステという言葉の由来はギリシャ語の「50番目」、すなわちイエス・キリストが十字架刑の後に死からよみがえり、弟子たちの前に姿を現し40日目に天に昇り、50日目に約束の聖霊が降って初めのキリスト教会が出発した、言わば「教会の誕生日」なのです。このことは特に旧約聖書との関わりでモーセによるエジプト脱出を記念する「過越祭(除酵祭)」がイースターと、その50日目にモーセが律法を授与されたことを記念する「五旬祭、または七週祭(麦の収穫祭)」がペンテコステと、それぞれ対の関係になっています。今年はイースターが3月27日でしたから、その七週間後の5月15日に「ペンテコステ礼拝」を行ないます。西岡本キリスト教会では、この風薫るさわやかな季節にふさわしく、普段あまり礼拝で賛美することのない欧米以外の国で歌われる「新しい讃美歌」をささげ、この聖霊の働きによる教会が、世界中に広がっていくことを祈り求めます。どうぞまだ教会においでになったことのない方、またしばらく教会から遠ざかっていた方、この機会にぜひご一緒に「教会の誕生日」をお祝いしましょう。心を込めてお待ちしています。
(牧師 藤岡 荘一)